種類と部位
カニの足は何本? 種類別の数え方と通販の「肩」表記
カニの足は種類で数が変わります。国土交通省の多言語解説文とWikipediaで確かめた脚の数を、ズワイ・タラバ・毛ガニ・ワタリガニ別に整理し、通販の「肩」「足◯本」表記の読み方もまとめました。
ブランド蟹を調べるなら、まず押さえたいのは、松葉・越前・間人・加能がどれも同じズワイガニで、名前を分けているのは水揚げされた地域と港の基準だという点です。タグの色と読み方を公式資料で確かめます。
この記事の要点
この記事で分かること
ブランド蟹の名前は、種類ではなく「どこで水揚げされたズワイガニのオスか」を示しています。鳥取・福井・京都・石川の公式資料から、ブランドの基準とタグの色、通販で表示を確かめる手順までを確認できます(2026年10月13日取得)。
通販サイトで「松葉ガニ」「越前ガニ」「間人ガニ」が並び、値段もばらばらで、どれを選べばいいか迷っていませんか。結論は、どれも標準和名「ズワイガニ」のオスで、名前の違いは水揚げ地域と各地の基準の違いです。鳥取県・福井県・京都府・石川県の公式資料で定義とタグを確認しました(2026年10月13日取得)。まず一覧表から見てください。
ブランド蟹は、種類の名前ではありません。京都府の公式ページは、ズワイガニが北陸から山陰にかけての日本海の水深約200〜600mに生息すると説明し、山陰や丹後地方ではオスを「松葉ガニ」と呼ぶと記載しています。種類としては本ズワイガニと同じで、分類や地方名の概説は別記事にまとめています。
この記事で扱うのは、その先の「ブランド」です。県や漁協が、水揚げ地・サイズ・タグといった条件を決めて名前を付けたものを指します。メスの呼び名は香箱ガニとはで整理しています。
公式資料で定義や基準の記載を確認できたブランドを並べます。
| ブランド | 産地 | 公式資料の記載 | タグ |
|---|---|---|---|
| 松葉がに | 鳥取県 | 甲羅幅11cm以上で高品質のものに鳥取産を証明するタグを付けて出荷。漁期は11月上旬から3月 | 鳥取産を証明するタグ(色の記載なし) |
| 越前がに | 福井県 | 解禁期間は11月6日〜3月20日 | 黄色いタグ |
| 間人ガニ | 京都府(間人漁港) | 間人漁港にあがるものを間人ガニと呼ぶ | 緑のタグ(漁港名・船名入り) |
| 加能ガニ | 石川県 | 9cm以上のオス。漁期は11月6日〜3月20日 | 港名を刻印した青いタグ |
出典: 鳥取県「松葉がに」pref.tottori.lg.jp、福井県「越前がにパンフレット」pref.fukui.lg.jp、京都府「京の食」pref.kyoto.jp、プライドフィッシュ「加能ガニ」pride-fish.jp(いずれも2026年10月13日取得)
松葉ガニと越前ガニは、種類の違いではなく、呼ぶ地域の違いです。山陰・丹後ではオスのズワイガニを松葉ガニ、福井県ではオスを越前がにと呼びます。鳥取県の松葉がには「甲羅幅11センチ以上」という大きさの条件が公式ページに書かれています。福井県の越前がには、解禁日の11月6日から3月20日までの期間と、黄色いタグが目印です。
京都府の公式ページは、間人ガニを「京都府有数のブランドガニ」と紹介し、間人漁港から漁場までが近く、とれたての鮮度のまま水揚げできると説明しています。小型の漁船を使うため天候で出漁できない日もあり、水揚げ量が少なく「幻のカニ」と呼ばれる、という記載もあります。水揚げ量が少ない点は、商品が並ぶ数も限られるという条件として知っておくと選びやすくなります。
京都府には、舞鶴漁港の「舞鶴かに」もあります。タグに加えて重量別のプレートが付き、金色は1,200g以上、銀色は1,000〜1,199g、緑色は800〜999gと公式ページに表示されています。
鳥取県は「特選とっとり松葉がに五輝星」を最上位のブランドとして紹介していますが、基準は別ページに掲載されています。福井県のパンフレットは、地理的表示(GI)を取得した「越前がに極(きわみ)」を最上位クラスの品質と紹介し、通常のタグと「極」タグのダブルタグで出荷すると記載しています。
タグはカニの脚に付く札で、公式資料から読み取れる役割は次の2つです。
一方で、タグの色が示すのは「どの県・港のブランドか」までです。身の入り具合や味の良し悪しを、色だけで判断できるとは公式資料に書かれていません。京都府の「舞鶴かに」のように、身詰まりの条件や重量別のプレートを別に設けているブランドもあります。品質を知りたいときは、タグに加えて重さやサイズの表示を見ます。
| 県 | タグの色 | 記載される内容 |
|---|---|---|
| 福井県 | 黄色 | 越前がにの証 |
| 京都府 | 緑 | 漁港名・船名 |
| 石川県 | 青 | 港名の刻印 |
| 鳥取県 | 色の記載なし | 鳥取産の証明 |
出典: 上の一覧表と同じ4件の公式資料(2026年10月13日取得)
通販の商品ページは、商品名に「松葉ガニ」「越前ガニ」と書いてあっても、タグが付いているかどうかは別に書かれています。次の順で確かめます。
ブランド蟹は、産地と基準を絞った分、商品ごとの条件を読み比べる手間が増えます。「家族で鍋を囲む」「年末に食卓へ出す」といった目的なら、ブランド名より重さと量で選ぶほうが満足度が高くなる場合があります。
ブランドの名前を目的にするなら、タグの記載がある商品を選びます。食べる量や予算が先なら、重さと送料込みの価格で絞ります。
同じズワイガニのオスです。山陰・丹後では松葉ガニ、福井県では越前がにと呼び分けます(鳥取県・福井県・京都府の公式資料、2026年10月13日取得)。
京都府の公式ページでは、漁港名や船名を記した緑色の識別タグが付くと説明されています。越前がには黄色、加能ガニは青いタグです。
公式資料に書かれているのは産地や港の証明です。身の入り具合まで保証する記載はないため、重さやサイズの表示もあわせて見てください。
ブランド蟹は、同じズワイガニのオスを産地と基準で呼び分けた名前です。鳥取県の松葉がには甲羅幅11cm以上、石川県の加能ガニは9cm以上のオスで、福井県は黄色、京都府は緑、石川県は青のタグが目印になります。
ブランドで選ぶなら産地とタグの記載を確かめ、食べる量で選ぶなら重さと送料込みの価格で比べる、という使い分けです。
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