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香箱ガニとは|セコガニとの違いと漁期・通販表記

「香箱ガニとは」を調べるなら、まず押さえたいのは、石川県でのズワイガニのメスの呼び名だという点です。県ごとの呼び名と漁期を公式資料で確認します。

執筆: 吉田和輝種類と部位

皿に盛り付けられた、ボイルずわいがにの姿と切り分けた脚
(画像提供: かに本舗)

この記事の要点

  • 香箱ガニは、石川県でのズワイガニのメスの呼び名です。福井県ではせいこがに、山陰・兵庫ではセコガニ、鳥取県では親がにと呼ばれ、いずれもオスの松葉がに・加能ガニ・越前がにと同じズワイガニです。
  • 石川県のプライドフィッシュ紹介ページは香箱ガニの漁期を11月6日から12月29日、福井県の公式パンフレットはせいこがにの解禁期間を11月6日から12月31日と表示しています。オスの漁期は3月20日までで、メスのほうが短く設定されています。
  • 通販の商品ページでは、呼び名・産地・漁期の3点を見れば、同じズワイガニのメスかどうかを確かめられます。

この記事で分かること

香箱ガニ・セコガニ・セイコガニ・親ガニは、地域ごとに呼び名が違うだけの、ズワイガニのメスです。石川県・福井県・鳥取県の公式資料から、呼び名の対応と漁期、オスとの違い、通販で商品名を見るときのポイントまで確かめられます。

「香箱ガニとは」と調べて、セコガニやセイコガニとの関係が分からず手が止まっていませんか。結論は、どれも標準和名「ズワイガニ」のメスで、石川県での呼び名が香箱ガニです。石川県・福井県・鳥取県の公式資料で、呼び名と漁期を確認しました(いずれも2026年10月13日に取得)。11月6日の解禁を前に、商品ページの表記を読み解く材料としてお使いください。まず呼び名の表から見てください。

香箱ガニ・セコガニ・親ガニは同じズワイのメス

石川県のプライドフィッシュ紹介ページは、石川県で水揚げされるズワイガニのうち、オスを「加能ガニ」、メスを「香箱(こうばこ)ガニ」と呼ぶと記載しています。鳥取県の公式サイトは、メスを山陰では「親がに」と呼ぶと記載し、「他の地方では、コウバコガニ・セイコガニなどの呼称」だとも書いています。

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ズワイガニのオスとメスの呼び名(各県公式・神戸新聞の記述)
地域オスの呼び名メスの呼び名
石川県加能ガニ香箱ガニ
福井県越前がにせいこがに
鳥取県松葉がに親がに
兵庫県但馬松葉ガニセコガニ

出典: プライドフィッシュ「加能ガニ」pride-fish.jp、福井県「越前がにパンフレット」pref.fukui.lg.jp、鳥取県「松葉がに」pref.tottori.lg.jp、神戸新聞「カニまつり」記事kobe-np.co.jp(いずれも2026年10月13日取得)

セコガニは、神戸新聞の2023年11月の記事に「ズワイガニ(雄が松葉ガニ、雌がセコガニ)」と書かれた呼び名です。標準和名はどの地域もズワイガニで、種類としては本ズワイガニと同じです。

呼び名の覚え方

「香箱・セコ・セイコ・親」はメス、「加能・松葉・越前」はオスです。商品名のどちらに当たるかで、オスかメスかを見分けられます。

漁期が短い理由|石川・福井・鳥取の資料で見る

メスの漁期はオスより短く設定されています。石川県のプライドフィッシュ紹介ページは、加能ガニの漁期を「11月6日から3月20日まで」、香箱ガニを「加能ガニよりさらに短い漁期(11月6日~12月29日)」と記載しています。

福井県の公式パンフレットは、越前がにの解禁期間を「11月6日〜3月20日」、せいこがにを「11月6日〜12月31日」と表示し、「国の省令による制限より厳しい本県独自の漁期制限を実施しています」と書いています。

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オスとメスの漁期の表示(各県公式資料)
県オスメス
石川県11月6日〜3月20日(加能ガニ)11月6日〜12月29日(香箱ガニ)
福井県11月6日〜3月20日(越前がに)11月6日〜12月31日(せいこがに)
鳥取県11月上旬〜3月(松葉がに)旬は11〜12月(親がに)

出典: 上の表と同じ3県の公式資料。鳥取県は「松葉がに漁は11月上旬から3月」「親がに(雌)の旬は11〜12月」と表示されており、メスの漁期の日付は掲載されていません。

石川県の水産総合センターが2023年に出した資料には、「本県の底びき網漁業者は持続的な水揚げに向け、ズワイガニ雌の漁期短縮やミズガニの自主禁漁などに積極的に取り組んでいます」との記載があります。メスの漁期が短いのは、資源を守るための取り組みとして県や漁業者が設定しているためです。

出典: 石川県「水産総合センター報道資料」pref.ishikawa.lg.jp

漁期の終わりが県で違うため、12月の下旬に入ると産地によっては水揚げが終わります。年末にメスを食べたいなら、早めの注文が向いています。

内子・外子とは何か

メスのズワイガニで話題になるのが「内子」と「外子」です。石川県のプライドフィッシュ紹介ページは、香箱ガニについて「甲羅の中の卵(内子(うちこ))のおいしさは絶品です」と記載しています。福井県のパンフレットは、せいこがにを「体長は25cm前後。身は少ないが外子、内子の旨さが絶品」と紹介しています。

オスの大きな脚身を食べる楽しみとは別に、メスは小ぶりな姿で内子・外子を食べる楽しみがある、という整理です。身の量は少ないと公式資料にも書かれているため、脚の身をたっぷり食べたい人にはオスのほうが向いています。

通販で買うときの表記と時期

通販の商品ページでは、呼び名の違う商品が並びます。次の3点を順に見ると、何を買うのかが分かります。

  1. 商品名の呼び名: 「香箱ガニ」「セコガニ」「せいこがに」「親ガニ」ならメスです。「松葉」「加能」「越前がに」ならオスです
  2. 産地の表示: 石川県・福井県・兵庫県・鳥取県など、水揚げされた県を商品名や説明で確認できます
  3. 販売時期: 県の漁期は12月末で終わります。漁期の終わった後は冷凍品の扱いになり、商品ページに表示された発送時期を確認します

ボイル・生・冷凍の違いはズワイガニの生とボイルの違いに整理しています。10種類のカニを1枚で見たい場合はカニの種類一覧が早いです。

ズワイガニの商品を公式サイトで見る

かに本舗の公式サイトで価格を見る

合計8,000円以上で送料無料。8,000円未満は冷凍便1,200円(2026年9月3日の公式表示)。広告

オスのズワイ(松葉・越前・加能)との違い

オスとメスの違いを、公式資料の表示で並べます。

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オスとメスのズワイガニの違い(各県公式資料の表示)
項目オス(松葉がに・越前がに・加能ガニ)メス(香箱ガニ・セイコガニ・親ガニ)
漁期11月6日〜3月20日(石川・福井)11月6日〜12月29日/31日(石川・福井)
大きさ50cmを超えるものもある(福井県)25cm前後(福井県)
石川県の紹介9cm以上のオス内子の卵が絶品

出典: プライドフィッシュ「加能ガニ」、福井県「越前がにパンフレット」

脚をほぐして食べる楽しみならオス、小ぶりな姿ごと内子・外子を食べる楽しみならメス、という選び方になります。石川県の資料は、オスのうち9cm以上のものを加能ガニと呼ぶと記載しており、サイズの基準が加わっています。

よくある質問

Q. 香箱ガニとセコガニは同じですか?

同じズワイガニのメスで、呼び名だけが違います。石川県では香箱ガニ、兵庫県但馬ではセコガニ、福井県ではせいこがにと呼ばれます(各県公式・神戸新聞の表示)。

Q. 香箱ガニの時期はいつからいつまでですか?

石川県の表示では11月6日から12月29日です。福井県のせいこがには11月6日から12月31日と表示されています。オスの3月20日までより短い漁期です。

Q. 香箱ガニは通販で買えますか?

商品ページに「香箱ガニ」「セコガニ」「せいこがに」の表記があるものが該当します。漁期は県の資料で12月末までのため、注文前に商品ページで発送時期を確認してください。

まとめ

香箱ガニは、石川県でのズワイガニのメスの呼び名です。セコガニ・セイコガニ・親ガニも同じメスを指し、オスの松葉がに・加能ガニ・越前がにと種類は同じです。メスの漁期は石川県で11月6日から12月29日、福井県で11月6日から12月31日と、オスの3月20日までより短く設定されています。

内子・外子を楽しみたいならメスの香箱ガニ・セイコガニ、脚の身をしっかり食べたいならオスの松葉・越前・加能という選び方になります。年末に間に合わせたいときは、漁期の終わる12月末より前に注文を済ませます。

ズワイガニの商品を公式サイトで見る

かに本舗の公式サイトで価格を見る

支払いはクレジット・Amazon Pay・代金引換(手数料無料)・銀行振込(公式表示、2026年9月3日確認)。広告


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